春が来た

天童よしみ( 天童芳美 ) 春が来た歌詞
1.春が来た

作詞:健石 一
作曲:徳久広司

あきらめかけてた 女の夢ひとつ
初めて咲きました あなたの優しさで
守って下さい 嵐が来た時は
折れて散りそな 花だから
胸につつんで 抱いててね
あゝ春が来た あなたと言う名の 春が来た

待ってて良かった あなたに逢えました
忘れていいですね 心の傷あとは
うしろは見ません 明日(あした)が逃げるから
まわり道でも いいんです
そこにしあわせ あるのなら
あゝ春が来た あなたと言う名の 春が来た

笑顔も仕草も 私に似てるのね
信じてみたいのよ 一途な人だもの
迷わず生きてく 最後と決めたから
ふれたその手の ぬくもりを
永遠(あい)と読んでも いいですか
あゝ春が来た あなたと言う名の 春が来た


2.汐騒

作詞:もず唱平
作曲:西條キロク

飛ぶことに 疲れたと云う鳥の
羽根を休める とまり木か
好いて好かれた お前とオレの
夢待ち酒場
あれが馴れ染め 寒い日で
外じゃ汐騒 泣いていた

故郷に児がいると 俯いて
やっと切り出す 辛い過去
今日も十八番の “枯葉”を聴かす
夢待ち酒場
別れ話しが 肴では
歌も悲しく なるばかり

サイコロを転がして決めようか
船に乗る番 先か後
背中向けたら 二度とは逢えぬ
夢待ち酒場
せめて手を振れ 最後まで
涙見せるな いい女